MajinaCojollaだよ~

作ったり悩んだりダイアリー

フリーゲームをリリースしてみて

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InterceptionArtemis


 かなり寒くなって乾燥も激しくなってきた今日この頃、わたくしマヒナ・コホラは引きこもってゲーム制作をしていました。そして今日、ようやく「Interception Artemis」をリリースしたので開発中の良かった点や反省点を振り返りたいなーと。

 

「Interception Artemis」について

 ざっくりと概要を説明

【ジャンル】2Dシューティングゲーム

【開発期間】2週間

【開発ツール】Unity

【ダウンロード】以下のサイトから入手できます!

freegame-mugen.jp

 

反省点

1)演出に凝ってしまった

 企画段階では当初「演出やエフェクトに凝ったシンプルなシューティングゲーム」を目標にしていた。オクトパストラベラーみたいなHD-2D的な表現とかシューティングゲームに取り入れられたらかっこいいなとか考えていました。←今思えば無謀も無謀!

 

 ただ開発が進むと、やったことのない表現方法を使うのはかなりの時間を消費するという事実にようやく気付き、いつの間にか「演出やエフェクトに凝った」という触れ込みは考えないようになっていました。ゲーム画面の背景をぼかしていたり、画面全体に軽くビネットがかかっているのはその名残...。

 今思えば、頭の中のゲームの完成図がキレイすぎていたため、やったことのない技術に飛び込んでしまったのかなぁ。身の丈に合った演出を堅実に実装していけるようになりたいところです。

 

2)ゲームバランスの調整に時間を割けなかった

 エタらないための対策として、開発期間を1週間(結局2週間かかったけど)と短く設定していました。そのため機能の実装にアップアップになってしまい、ゲームバランスやプレイの調整にあまり時間を割けなかったことを後悔...後悔...。

 

 あとは時間ごとに敵が出現するよう、ファイルにデータを手入力で設定していたんですが、入力後半はかなりめんどくさく感じてしまいました。全体を通して確認している時も「ここ直したいな」という箇所がどのあたりのデータなのか探さないといけないし、入力した値がどのくらい妥当なのか体感的に分かりづらかったのも影響しているのかなぁ。かと言ってほかに方法があったかと聞かれると思いつかないんだよなぁ~。

 

3)クラスの設計がぐちゃぐちゃすぎた

 これは結構反省している。いつの間にかプレイヤークラスがゲームの進行を管理するクラスになっていた。ほかにもアイテムを扱うクラスがいくつか存在するけど、そのクラスごとに同じアイテム画像一式を設定していたり、敵とボスの移動処理はほぼ同じだけど別々のクラスになっていたりした。ある程度作ってしまってから気づいて、めんどくさくなって、その後さらにぐちゃぐちゃになる負の連鎖にハマったのはいい勉強だと思いたいな。

 

 目先の完成にとらわれて「とりあえず実装」を繰り返した弊害だと思うので、とりあえずのところは心に「設計」という単語を刻んで突き進んでいきたい。←勉強しろってことなんですよねぇ...

 

良かった点

1)完成させて公開することができた

 一番はこれに尽きると思う。開発期間を1週間程度に定めてダレないようにする作戦は意外と効果的かもしれないな。(実際は2週間かかったけど...)

 

2)Unityを使うことができた

 使いなれたDxLibではなく、ゲーム制作自体に集中できるUnityを使用できたのは良かった。慣れればオブジェクトの使いまわし効率も上がって開発速度が爆速になりそうな予感。

 

3)ゲームの仕様を最低限に抑えられた

 ゲームの仕様は求めていくと際限ないのはわかっていたので、なんとか見切りをつけながら作業を進めることに集中できたのがよかった。

 「アイテムを取得すると一緒に攻撃してくれる」「アイテムを取得するとプレイヤーを追尾する」「アイテムは古い順から使用される」といった最低限のこだわりを表現できたのはうれしかった。(クオリティの話はよしてくれぃ...)

 あとはアイテムの種類を、効果が重複していなくて特徴的な6個に限定できたのもよかった。いつもゲームを作ろうとするとアイテムのバリエーションに悩むけど、今回はサクッと少ない個数にまとめられた。

 

 

まとめ

 まとめると

・反省点

  • 演出のこだわりはほどほどに
  • ゲームバランスとかはちゃんと調整したい
  • 設計大事!

・良かった点

  • 完成させられた!
  • Unityつかえた!
  • ゲーム仕様が太らずに済んだ!

って感じですか。

 

 良かったところも悪かったところも次のゲーム制作に活かしていきたい!というしょうもない絞めになるのでした。